
院長良原久雄
1981年神戸大学医学部卒業。同大学医学部附属病院の外科へ入局。消化器外科、心臓外科などで臨床経験を重ねる。1990年、自身が生まれ育った地域に恩返ししたいと考え、良原診療所を開設。以来、「患者さまに最短で最適な医療サービスを提供したい」という診療のモットーを掲げ、地域の人々の健康づくりに貢献している。
患者さまとの対話を大切に
「最短距離で最適な医療」の提供に努めます
当院の診療は、ご来院いただいた患者さまのお話を丁寧にお伺いすることから始まります。患者さまそれぞれに異なる症状や体質、生活などをしっかり把握し、患者さまと一緒に適切な治療方法を考えていきたいからです。患者さまとの対話を大切に、一人ひとりに「最短距離で最適な医療」を提供するよう心がけています。患者さまの待ち時間を減らすため、日付を指定した紙をお渡ししていることも当院の特徴の一つ。また、ストレスやメンタルにも関心を持って対応しています。
当院は在宅医療にも力を注いでいます。病気を抱えながらでも、住み慣れた町で暮らしたいという患者さまを支えることが、放出の町への恩返しにつながると考えています。今後も、地域の患者さまと末長くお付き合いしながら、ゆくゆくは次の代へ継承していく計画です。現在、継承者である息子は、大学病院に内科医師として勤務していますが、定期的に当院に通い、診療経験を重ねているところです。院長と次期院長、そしてスタッフの力を合わせ、この地域の皆さまが健やかに過ごされますよう努めてまいります。
健康に関わる相談に
幅広く応えます
病気を治すことだけでなく、予防、介護、生活に関するご相談にも幅広く対応。患者さまが健康に過ごせるようサポートします。
院内は広々として
バリアフリーに対応
広い待合室や玄関にスロープを設置するなど、心地よい環境作りに努めています。車いすでもそのままご利用できるトイレをご用意。
丁寧な対話で医療と
患者さまをつなぎます
患者さまのお話を丁寧に聞くと同時に、専門的な医療をわかりやすくご説明し、患者さまにとってベストな治療をご提案します。
「病気とともに生きる」
を支えます
患者さまの人生に末長く寄り添い、慢性的な病気を持ちながらでも、明るく前向きに生活できるようきめ細かく支え続けます。
ご家族ご相談時間
(診察時間外予約制)
患者さまとサポートするご家族さまにもしっかりと寄り添います。介護や生活の中で生まれるお悩み事などご相談ください。
発熱・風邪症状の外来
(個室対応予約制)
感染症対策専用のお部屋をご用意しています。他の患者さまとの接触を防ぎつつプライバシーにも配慮。まずはお電話ください。
めざすは真の「町医者」
当院がめざしているのは、真の「町医者」です。患者さま一人ひとりのご要望に応えていけるよう、対話を通じて最善の方法をともに導き出していきます。そのために、日頃から、患者さまの健康状態、嗜好、体質、生活環境やご家族の思いなどをよく把握し、病状の変化を見逃さないよう心がけています。
常に医療において不確実性を念頭に置いて診療
勤務医時代は心臓血管外科診療、呼吸器外科、消化器外科のそれぞれ分野を大学で研修を受けました。ところで、医療は100%確実ではなく、さらに専門職である医師と患者さまの知識の境界線の隔たりが大きいため患者さんたちにとって提供される医療がしばしば理解困難な場合が多くみられます。これまで蓄積した知識や経験を基に、患者さまには理解困難な医療をわかりやすい言葉で伝えるように心掛けています。
在宅医療や子どもの予防接種など幅広く対応
当院は町医者として、老若男女を問わずさまざまな患者さまの健康を後押しします。通院が困難になった方をはじめ、入院治療を終えて在宅療養される方、ご自宅で最期を迎えたいと望まれる方への在宅医療のほか、ご希望に応じてお子さんの予防接種にも対応します。在宅医療では、ご家族の理解とサポートが重要ですので、ご家族の思いにも配慮しながら快適に療養していただけるよう支えます。
他院との連携による個別の医療チームづくり
複数の病気を持ち、緊急時には病院での治療が必要になる方もいらっしゃるため、日頃から地域の病院と緊密な連携を図り、必要に応じて患者さまを紹介しています。その際は必ず紹介先の病院に足を運んで主治医と情報共有し、どのように対応してもらえるかを確認したり、余病の併発など今後起こり得る事態を予測した上で紹介したりと、患者さまごとに「個別の医療チーム」をつくっています。
ストレスやメンタルヘルスにも対応
ストレス反応、適応障害、不安障害、気分障害などの心の病気も診療を行っています。お悩みを話しやすいよう、丁寧に耳を傾け、一緒に適切な治療方法を考えていけるよう努めています。お気軽にご相談ください。
医療法人昌善会 良原診療所
JR放出駅から徒歩6分
施設基準等院内掲示
①<機能強化加算>
②<医療情報取得加算>
③<医療DX推進体制整備加算>
④<在宅医療DX情報活用加算>
⑤<明細書発行体制等加算>
⑥<一般名処方加算>
⑦<地域包括診療加算>
①<機能強化加算>
当院では、「かかりつけ医」機能を有する病院として、機能強化加算を算定しており以下の取り組みを行っております。
・受診されているほかの医療機関や処方されている医薬品を把握させていただくため、お薬手帳のご提示やご質問をさせていただく場合がございます。
・必要に応じて、専門医師や専門医療機関をご紹介させていただきます。
・健康診断の結果等の健康管理に係る相談に応じます。
・福祉・保健サービスに係る相談に応じます。
・診療時間外を含む、緊急時の対応方法等に係る情報提供を行います。
②<医療情報取得加算>
当院は、マイナ保険証の利用や問診票等を通じて患者様の診療情報を取得・活用することにより、質の高い医療の提供に努めている医療機関(医療情報取得加算の算定医療機関)です。国が定めた診療報酬算定要件に従い、下記のとおり診療報酬点数を算定します。
初診時 1点
再診時(3カ月に1回)1点
③<医療DX推進体制整備加算>
当院では、医療DXを推進するための体制として、以下の項目に取り組んでいます。
・オンライン資格確認等システムにより取得した診療情報を活用して、診療を実施しています。
・マイナ保険証の利用を促進し、医療DXを通じて質の高い医療を提供できるよう取り組んでいます。
・電子カルテ情報共有サービスを使用しているほか、電子処方箋の導入を検討しています。
④<在宅医療DX情報活用加算>
当院は、居宅同意取得型のオンライン資格確認等、システムにより取得した診療情報などを活用して、計画的な医学管理の下に訪問診療を実施しております。
また、マイナ保険証を促進するなど、医療DXを通じて医療を提供できるように取り組んでおります。
電子処方箋の発行及び電子カルテ共有サービスなどの医療DXにかかる取り組みを実施しております。
⑤<明細書発行体制加算>
当院では、医療の透明化や患者様への情報提供を積極的に推進していく観点から、領収書の発行の際に、個別の診療報酬の算定項目の分かる明細書を無料で発行しております。
また、公費負担医療の受給者で医療費の自己負担のない方についても、明細書を無料で発行しております。
尚、明細書には、使用された薬剤の名称や行われた検査の名称が記載されます。
⑥<一般名処方加算>
当院では、後発医薬品の使用促進を図るとともに、医薬品の安定供給に向けた取り組み等を実施しております。
後発医薬品のある医薬品について、特定の医薬品名を指定するのではなく、薬剤の成分をもとにした一般名処方(※一般的な名称により処方箋を発行すること)を行う場合があります。
一般名処方によって特定の医薬品の供給が不足した場合であっても、患者様に必要な医薬品が提供しやすくなります。
※一般名処方とは
お薬の「商品名」ではなく、「有効成分」を処方箋に記載することです。そうすることで供給不足のお薬であっても有効成分が同じ複数のお薬が選択でき、患者様に必要なお薬が提供しやすくなります。
⑦<地域包括診療加算>
当院では、患者様の健康相談・予防接種に係る相談を受け付けております。
患者様の状態に応じ、28日以上の長期投薬を行っております。また、希望があればリフィル処方箋を交付することもできます。
介護保険制度の利用等に関する相談を行っており、介護支援専門員及び相談支援専門員からの相談にも対応します。